ゴム糊とは
レザークラフト独自の接着剤といえば、ゴム糊です。
ゴム糊って未知すぎて、私がレザークラフトを始めた時はあまり使っていませんでした。
そういえば、教室でもあまり積極的には使っていらっしゃらなかったんですよね。。
掃除が面倒だからかな。。?
はじめて3年目ぐらいの時に、レザクラ本などを読んでいて必ず登場するので思い切って使ってみたらとっても便利でびっくり 笑
ゴム糊の便利ポイント
- 貼って剥がせる
-
ちょっとズレた!とか、何か変更をする際に剥がせて、そして再度貼ることができるのでとっても便利。
- お直しに戻ってきた時に簡単に解体できる
-
かっちり接着剤を使っていたら、無理に剥がそうとすると革が破れます。
と言うことで、私はゴム糊大好きです^^
ゴム糊は普通の接着剤と違って、貼り付けたい両方の面に塗ります。
そして、双方が乾いてから重ねる事でしっかりくっ付きます。
オススメゴム糊
そんなに種類なさそうで、実は色々あるゴム糊。
最初に買ったのは
ちょっと硬くなってきたときは
緩くする液体(用溶剤)を入れて
じっくり混ぜると長く使用できます。
しばらくこうして使っていましたが、どうしても臭いがすごい。。。
溶解剤のニオイもすごいし、入れすぎるとゴム糊の効きが弱くなる。
ので、今はこちらは全く使わずに
こちら一択です。
ニオイも少ないし、粘度も好み!
ちなみに、私はでっかいタイプを
買って
小分けの瓶に移し替えて使っています。
ゴム糊 オススメ容器
ゴム糊入れの容器にとってもおすすめなのが
これ!
その昔、サラダを入れるのに流行った(形は違うけど)メイソンジャーです。
口が大きいのでヘラですくいやすいのはもちろん、
この瓶は内蓋がはめ込み式なので使っている途中の、内蓋だけちょっと置きができるのです。
ゴム糊 移し方
通常こう入れると思うんですが、誰かに教えてもらった反対側から入れたほうが糊のキレがいいと。
で、
入れにくいけど、反対側から入れたら、まぁ不思議✨
本当に、だらだら糊が垂れにくいんです。
垂れないとはいえないけど、本当に上手に入れられる様になりました^^
やはり入れたてが伸びも良いので、
3分の1ぐらいで止めておきます。
蓋をしっかり閉めてもそれなりに硬くはなっていってしまうので新鮮が一番!
ゴム糊 使い方
ゴムのりは薄く塗ることが大事です。
粘度が強くなると、どうしても厚塗りになってしまい革を汚す確率も増えるし、貼ったところからニュルニュルとはみ出してくる確率も高まるので、薄く塗る。が大事!
強度を増したい時は、薄塗りを2回。塗ります^^
ゴム糊が硬くなっていく理由は、空気に触れて粘度が高くなっていってしまうことです。
空気に触れている時間はできるだけ短い方がサラサラの状態を長く保つことができます。
なので、ちょっとすくって直ぐに仮蓋ができるこの瓶は最適♪
でも、これでも使っていくほど粘度は強まっていきます。
それを極力抑えるには、とにかくギッチリフタを締めること。に尽きます。
オススメの蓋
蓋をぎっちり締める!私も大分に頑張りました。
でも、粘度は増すばかり。
握力は弱い方ではないはず。。と思ってたけど、、、
これを使い始めて効果抜群でした。
同じのが見つけられなかったけど、、
瓶にはまる大きさなら大丈夫。
これを被せておいて閉めると、
めちゃめちゃ長持ちします。
結構ラストまでサラサラです。
それでも残り5mmぐらいまでになったら、やはり粘度が高くなって来てしまうので外や窓際(空気の通りのいいところ)に一日放置して、ゴム糊が乾き切るのを待ちます。
翌日、これをペリッ〜って剥ぐのがとっても気持ちいいので最後まで楽しんでくださいね^^
強力ゴム糊
ゴム糊の種類に強力ゴム糊というのもあります。
上記のゴム糊はそこまで強く粘着するわけではないので、戻りの強い革、厚い革を折り曲げる時などは接着が取れてしまうこともあります。
そんな時用に強力ゴム糊も使っていましたが、これの掃除がとにかく大変。。。
ヘラについた糊が乾いても取れないですし、どこかに付くとこれまた取れない。。
なのでやめてしまいました。
糊を広げる工具を使い捨ての木べらにしたり使い終わったら用溶剤を使われる方にはいいかなと思います。
ゴム糊を使いこなすと、レザークラフトの技術がグッと上がると思います♪
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