ファスナーの長さを調節 端の処理

お店で購入したファスナーが、作ろうとしている作品に必要なファスナーの長さと合わないことありませんか?
私の作るものはカラフルなものも多いので、いろんな色のファスナーを購入します。
作りたいものによっていろんな長さのものを購入しますが、1cm単位で全色買い揃えるわけにもいかないので基本的にはいつも20cmと30cmと50cmの3種類を購入しています。
これより長いものが必要な時は、単品で購入します。

作りたい作品に必要な長さより、持っているファスナーが短い場合は
もちろんどうしようもないけど、長いものは簡単に短くすることができますよ♪

今回は、レザークラフトだけではなく、
ファスナーを使う方ならきっと便利ですよ♪

目次

ファスナの長さを短くする

画像がイマイチですみません💦

今回はこちらの20cmのファスナーを17cmにします。

上止めを外す

まずはニッパーを写真の方向で上止めの下に滑り込ませて、生地に引っかかっている部分から浮かせます。

片方を浮かせたら


今度は、ニッパーを写真の方向で上止めに空間を開けて生地から離します。

このとき、強く握ると上止め金具に傷がついたり、開きすぎることで弱くなって割れたりしますので
ゆっくり優しく行ってください。


取れました♪

これで準備OK。

ムシ(エレメント)を取る


ここからエレメントと呼ばれるムシをとっていきます。


昔教室で教えてもらったのは、ニッパーでムシの頭の方を掴み、真横に引いて力で引っ張り取る方法。

これも結構ちゃんと取れるんです。
ただ、ファスナーの生地(テープ)部分がヨレヨレになることが多いです。

なので


虫の頭の方ではなく、下の方(生地を噛んでいるところ)をカットしていきます。
(一番上のムシが半分割れているのがわかるかと思います。)
ここをカットして、指でちょっと押してあげれば反対側も落ちてくれます。


レザークラフトの先生に教えていただいたのですが、色々試したけど、このニッパーが一番パチンと取れます♪

頭部分をニッパーで全部カットしてもいいのですが、これだと結構力がいるので、疲れちゃいます。
力がない人は片側カットの方法がオススメです♪

もう一つ注意点。
取れた虫が結構飛びます。
なので、指で抑えながら取るか、周りに誰もいないか確認して目をつぶってパチンとやるのが安全です^^


はい!綺麗に取れました^^

※上止めと同じ方法で、両側からムシを浮かせる方法で取る方法もありますよ♪ただ、結構力がいります。

ちなみに長くカットするとき(かなりムシを取る必要がある時)はある程度の長さをハサミでカットしてからの方が
早くて便利です^^

取り終わったら

指で上止めを元に戻し、上からペンチで押さえます。

ファスナーの端の処理

作品にした時に端がほぼ見えないのでしたらハサミでカットして、ライターでちょっとあぶったら端が溶けて固まりますのでそれでOK!

端っこが見える位置の場合は

端を2段階で曲げる

ペロっとなっているところをまず後ろに重ねます。

そのペロっとなったものを、さらにぺろっと横に突き出して出た部分はカットします。

端をライターで溶かし仕上げる

その端をライターで炙って溶かし、束を指で止めると綺麗に留まります。

スライダーの邪魔もしないし、とてもお勧めの処理法です♪

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