
皆さんはパスケースを使っていますか?
この記事には広告リンクが含まれます。元の制作写真と作業メモは残しながら、レザークラフト初心者さんが材料をそろえやすいように、材料表・手順表・商品リンク・関連記事を追加しました。
レザークラフトでパスケースを作ると、革の色・サイズ・窓の形・ストラップ金具まで自分好みにできます。この記事では、型紙作りから窓枠、セルシート貼り、縫い合わせ、コバ磨き、Dカン取り付けまで、写真付きで流れをまとめます。
この記事でわかること
- 革パスケース作りに必要な材料と道具
- 型紙サイズを決めるときの考え方
- 窓枠をきれいに開けるコツ
- セルシートを貼るときの注意点
- 仕上げとDカン取り付けの流れ
パスケース作りに必要な材料と道具
| 材料・道具 | 選び方 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 革 | 本体は張りのある革、ポケットは少し薄めの革が扱いやすいです。 | 本体・窓枠・裏ポケット |
| セルシート | 窓より少し大きめに切れるサイズを選びます。販売品やオーダー品には専用品が安心です。 | IDやカードの窓部分 |
| ボンド・ゴム糊 | セルシートや革の仮止めに使います。縫う前にずれにくくなります。 | 貼り合わせ |
| ハトメ抜き・カッター | 窓枠の角を丸く抜いてから直線を切るときれいです。 | 窓枠作り |
| 菱目打ち・針・糸 | 手縫いで仕上げる場合に必要です。革の厚みに合わせて選びます。 | 縫い合わせ |
| Dカン・カシメ | ネックストラップやリールを付けたい場合に使います。 | 金具取り付け |
| トコノール・ヘリ落とし | コバを整えると、見た目と手触りがぐっと良くなります。 | 仕上げ |
レザークラフト パスケース 材料を探す
パスケースを作る手順
| 順番 | 作業 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 型紙を作る | カードサイズより余裕を持たせ、最後にカットする分も見込んでおきます。 |
| 2 | 革を粗断ちする | いきなり仕上がり線で切らず、少し大きめに切ると失敗しにくいです。 |
| 3 | 窓枠を開ける | 角を丸く抜いてから直線を切ると、きれいな窓になります。 |
| 4 | セルシートを貼る | 作業中に傷が付かないよう、ラップなどで保護すると安心です。 |
| 5 | 貼り合わせて縫う | 縫い線と仕上げカット線を分けて考えると、コバが整いやすいです。 |
| 6 | コバ磨きと金具取り付け | Dカンを付けるとネックストラップやリールにつなげられます。 |
型紙を作る
今回のオーダーは名刺やカードの3倍ぐらいの大きさのパスケースが欲しいとのご依頼でした。肩こりません??と勝手な心配をしましたが、首は強めです^^との事だったので、安心してでっかいのをお作りすることになりました♪
まずは型紙です。


四角いものなので、そんなに難しくはないですがサイズ感は大事です。横はカードサイズに3〜3.5cmぐらいプラスしました。それに加えて、最後に上以外のサイド部分を5ミリずつカットしてコバを真っ直ぐ整えるための余裕も入れています。
ポケット部分は取り出しやすいように少しカーブをつけました。左右対称になるように、型紙の真ん中にカッターで薄い線を入れ、折り曲げてからカーブをカットしました。
革を粗断ちする
型紙が出来上がったら、使用する革にのせてけがき、荒目にカットします。一枚革からいきなり仕上がり線でカットするのは失敗の元。少し大きくカットしてから、線のうえをきちんと切っていきます。


革を薄く漉く
後ろのポケット部分は、この段階で薄く漉きます。今回は2.3ミリぐらいを1.1ミリぐらいまで薄くしました。漉き機がない場合は、最初から薄手の革を選ぶと作りやすいです。


窓枠部分は型紙通りにカットしてから、上以外のサイド部分を漉きます。重みを減らし、ポケットを使いやすくするためのひと手間です。
床面をトコノールで磨く


全パーツ、床面をトコノールで磨きます。後から触れにくくなる部分は、貼り合わせる前に整えておくと仕上がりがきれいです。
トコノール ヘリ落とし レザークラフトを探す
窓枠を開ける


好きなカーブ具合のハトメ抜きで、窓枠の角4箇所に穴を開けます。角を先に丸くしておくと、窓枠の印象が柔らかくなり、カットもしやすいです。


四角の線より少しだけ内側を狙って穴を開けます。


奥に入ると穴が大きくなるので、その分少し内側へ。あとは線上をカットするだけです。カットしたら、上部と窓枠のヘリ落としとコバ磨きを忘れないようにします。


セルシートを貼る


ボンドでセルシートを貼り付けます。この後、シートの角が手を入れた時に痛くないかなと気になったので、4つ角を丸くカットしました。大きめのパスケースでは、角を丸くしておくと安心です。
貼っただけのままで作業すると、透明のシートに傷や汚れがつきやすいです。今回は、ラップで保護する方法を試しました。マステより跡が残りにくく、広い面を守りやすかったです。


周りをぐるっと縫います。
貼り合わせる


ゴム糊で土台に貼り付け。ディバイダーで縫い線を引きます。最後に5mmカット予定なので、5ミリのカット線と、そこから3ミリの縫い線を分けています。


裏面にポケットを貼ります。ポケットの上部は、この時までにコバ磨きしておきましょう。
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周りをカットして整える


穴を開けて、縫いました。そして、左右と下を5ミリ分カット。これでコバがとっても綺麗になりました^^


ヘリを落として、4つの角は丸刀で軽めに角を取ります。




5ミリカットしてあるので、やすりはほぼ要りません。トコノールでしっかりと磨くと、ピカピカになります^^


次はDカンを上に留めます。Dカンを付けると、ネックストラップやリール付きストラップにつなげやすくなります。
レザークラフト Dカン カシメ ナスカンを探す


ラップを取って、出来上がりです。


パスケース作りで失敗しやすいポイント
| 失敗しやすいところ | 対策 |
|---|---|
| カードが入れにくい | 型紙の段階で横幅に余裕を持たせます。きっちり作りすぎないのが大事です。 |
| 窓枠がゆがむ | 角をハトメ抜きで先に開け、直線部分は定規を当てて切ります。 |
| セルシートが傷つく | 貼った後はラップなどで保護してから縫います。 |
| コバがガタつく | 縫った後に5mmほど仕上げカットできるよう、型紙に余裕を持たせます。 |
| 首から下げにくい | Dカンやナスカンを付けて、ネックストラップと組み合わせます。 |
セルシートの選び方や100均代用については、こちらの記事にもまとめています。
ネックストラップを一緒に作る場合はこちらも参考になります。
よくある質問
パスケース作りは初心者でもできますか?
四角い形なので挑戦しやすい作品です。ただし、窓枠とセルシート貼りは少し丁寧さが必要です。最初はシンプルな片面窓タイプから作ると失敗しにくいです。
セルシートは必ず必要ですか?
窓付きのパスケースにするなら必要です。販売品やオーダー品には専用セルシートがおすすめです。自分用や試作品なら、透明度と厚みが合えば硬質カードケースを代用できる場合もあります。
Dカンは付けた方がいいですか?
ネックストラップやリールを付けるならDカンがあると便利です。バッグに入れて使うだけなら、Dカンなしのシンプルな形でも使えます。
コバをきれいにするコツは?
縫った後に少しカットして断面をそろえ、ヘリ落としとトコノールで磨くことです。最初からぴったりサイズで作るより、仕上げカット分を残すと整えやすいです。











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