レザーでネックストラップの紐 作り方

今日は、IDケースなどに付ける
ネックストラップを作っていきます♪

目次

ネックストラップ制作の準備

どんな革で作る?

短めのでお安いものをご希望でしたら
ロールの革紐がおすすめです。

とりあえず1cm幅をご紹介。
1cmだとかなりしっかりとしています♪

1本の長さは150cmあるので、
バッグの紐などに使うのにもおすすめのサイズ感です。


上記以外にも色、幅などたくさんの種類が販売されています。
その際、厚みを必ず確認して下さいね。
ペラペラの革や、レース革はストラップには弱すぎます。
2mm以上の厚みはあった方がいいです^^

ロール革の難しいのは、1メートルおきぐらいに継ぎ線が入っていることです。
パッと見た目はわからないのですが、触ると段があるのがわかります。
触ってわかるぐらいならいいのですが、確実にそこから切れ目が入っていきます。
重みがあったり、日にちが経つとそこからちぎれたような感じになります。。
高級に仕上げたいときは一枚革から切り取る方が綺麗です。

綺麗に仕上げるなら半裁からカット

ということで、切り出しました。
今回は7mm設定。
カッターなどで切り出してもいいですが、レースカッターがとても便利です♪

レースカッター使い方

レースカッターは苦手な方が結構多いのですが、個人的にはとってもおすすめです。
同じ幅で綺麗にカットしてくれます。

まず、真っ直ぐに裁断した面が必要です。ここはレースカッター使えないので自力でカット。
この時に歪みがあると、ずっと歪むのでとにかく真っ直ぐにカットします。

レースカッター

下のところにメモリがあります。
1cm幅でカットしたいなら1cmでネジを留めます。最大10cmまでカットできます。

レースカッター使い方

革を挟んで、真っ直ぐに切った断面を擦り付けるようにして下に下ろしていきます。
刃は変えられますので、きれが悪くなったら交換しましょう。

薄い革や柔らかい革にはあまり向きませんが、それなりに弾力のある革であれば
先端を3cmぐらいカットして、カッターに通して上から補助で引っ張りながらカットすると
成功率が高まります。

バックの取っ手やショルダーなど、長く真っ直ぐカットしたい時の必需品。


切り出したレース紐を整える

ヘリ落としとコバ磨き

長いのでちょっと大変ですが、銀面と床面とヘリ落としで角を落としましょう。
ぶら下げるので角っこあると痛いですもんね。

ヘリ落とししたら、トコノールで磨きます。
この細さでこの長さだと果てしないので、
私の場合は、多めにトコノールを塗布してリネンの生地で何度かしごきます。
あとは、目視で輝きが足りないところだけ追加で磨いています。

ながさ調節用の留め具を作る

今回は長さを調節できるように、というのがポイント。
細い紐だとスーっと結び目が動いて長さ調節ができる結び方があるのですが、
今回は平べったく厚みもあるので結ぶのは難しい。

ということで、初めてですが、三つ折りで真ん中を縫うという方法にしました。

こんな感じです。

片方はいい具合に留まるのですが
片方はちょっと緩めで紐が動きやすい。。

力を入れすぎずにスムーズに長さが調節できて、
でも普通に動いたぐらいではずれ落ちないぐらいの絶妙なストッパにするために

中央部分に詰め物をしました。
いい感じに動くようになりました^^

基本ネックホルダーのストラップですが、お腹ぐらいまで伸ばしたり
首が疲れた時には肩からかけることもできる長めのストラップになりました♪

金具をつけて完成

あとは、パスケースと繋げるためのナスカンを入れてカシメで留めます。
出来上がり✨^^

レザークラフトにおすすめのプレス機!

この記事はSwellで書いています。
初心者でもわかりやすくて、今からブログを始めたい人におすすめです!

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