ファスナーの引き手ってそのままだと味気ないですよね。
折角のオリジナルを作るなら、ここも交換したいところ♪
また、引き手が取れてしまったなどの修理の時にも知っておくと便利な
ファスナーの引き手交換方法について書いていきますよ^^
ファスナーの引き手を作る
型紙を作る
小さいですし、適当に作ってもそう変にはならないとは思いますが、
私の作り方。
紙に、こんな感じかな〜って
引き手の絵を描いてみます。
絵心なくってすみません^^;
右上 左上
右下 左下
の4つの中で、
一番好きな感じのところを上にして
4つ折りにします。
あとはこれを切るだけ
もうちょっとここ細くしたいなーとかあれば、
また4つ折りにして少し削ってください^^
このまま革に書き移すと失敗するので
両面テープでクリアファイルに貼って
切り取っておくと、写すのも便利だし、長く使えます♪
と、ここまでやってなんですが。。。
私は金型を持ってるもんで、これ使います えへへ
余裕ができたら絶対おすすめの
ALL2000で、型ぬきもバッチリです!
金型を作るなら?
ファスナーの引き手は必ずいくつも必要になりますので、金型を作るのもオススメです。
金型製作は、いろんなお店があります。
私は安くしたくて個人の方に注文したりしてきましたが、
ここ何回か切れ味がイマイチなものが届いたので、
次回から、こちらに頼む予定です。
噂を聞くに、素晴らしい抜き方を作ってくださいそうな予感です♪
抜けました。
引き手を作る
中心のくびれのところは、
後からだと磨きにくくなるので、
この段階で、トコノールで磨いていきます。
周りをぐるっと縫う方や
グルーで貼り付ける方などいらっしゃいますが、
私は真ん中を縫いとめるタイプ。
こういう小さーいところを縫いとめる時のために
短い糸は取っております。
勿体無いんだもの。
あと、値札付けの糸にも使ったりしてますよ^^
縫ったら、
軽くコバを磨いて、
トコノールで磨きます。
引き手の交換
ラウンドファスナーの小さなお財布
の、この金属の引き手を交換していきます。
これはこれで使いやすいんですけれどもね。
交換してあると、ちゃんと手が入ってるなぁっ♪て気持ちになるので^^
必ず交換するようにしています。
丸カンを準備する
画像なんか暗い💦 すみません!
昨日作った、革の引き手に
マルカンを使ってつなげます。
マルカンは、細すぎないのを選んでくださいね。
ちょっと引っ張ったぐらいで伸びてしまうものはアウトです。
今回はマルカンなので、
元々の引き手をカットして、
マルカンで繋いでもOKなのですが、
折角なので、カットせずに綺麗に取り出す方法を。
まずマルカンは
横に広げてはいけません。
横に広げると、丸が変形しますし、
何より強度が弱くなります。
ペンチを前後に動かして
こんな形に開けてください^^
ファスナー金具を開く ①くいきりを使う
ちょっと入れずらいんですが、
クリアファイルを小さく切って、
ファスナーの柱(象で言うと鼻みたいなとこ)
の開いている方からねじ込んでください。
初め、なかなか入りにくいですが、
頑張ってると、すっと〜入ります^^
入ったら、
くいきりを
グッと入れちゃってください。
1回で簡単に開きます。
クリアファイルをかませておかないと、
傷がつきますので、必ず入れてくださいね。
と言う私は、
くいきりを取りにいくのが面倒なので、、いつもは
ファスナー金具を開く ②ニッパーを使う
アクセサリー用のニッパーを使っています。
このタイプだと、クリアファイルなしでも傷がつきません。
ただ、刃が薄いので、
これだけだと充分には開きません。
紙を1枚入れてもう一度ニッパーを滑り込ませます。
それでも交換ができなかったら、
入れた紙を折りたたんで2枚にして
またニッパーで開ける。
まだだったらもう一度折って4枚にして開きます。
こっちの方が面倒じゃないか、、と思われた方は
ぜひくいきりを取りに行ってください😂
充分に開いて、金具を入れ替えたら
ファスナーの開いたところを
口金つぶしで閉じます。
口金つぶしは、がま口を作る時の工具です。
そのまま抑えると金具に傷がつくので革を挟んであります。
ラウンドファスナーだと、口金つぶしでやるのが
一番簡単ですが、
もっと広い取り付け口の箇所でしたら、
ペンチで抑えても大丈夫です。
その時は必ず布をかませるようにしてください。
完成です♪
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