
久しぶりに
ちょっと気合を入れて実験!
この記事には広告リンクが含まれます。元の実験写真と使用感はそのまま活かしながら、「コバ仕上げ剤 比較」で探している方にもわかりやすいように、レザークラフトのコバ仕上げ剤を先に結論・比較表・商品リンクで整理しました。
色々試してみたがりなので、新しいコバ仕上げ剤を見るとすぐ買ってしまうのですが、1回使ってみて「これだ!」と思わない限りは、道具箱の隅に置いてしまうことも多いです。
ただ、お客様からコバの仕上げを指定されることもあるので、今回は手元にある仕上げ剤をまとめて比較してみました。結論からいうと、自然な仕上がりが好きならトコノール+布磨き、色をきれいに見せたいならフェニーチェ系のコバ塗料、強さを足したいならワックス・ロウ仕上げが選びやすいです。
この記事でわかること
- コバ仕上げ剤の違いと選び方
- トコノールだけで仕上げる場合と、仕上げ剤を重ねる場合の違い
- IRIS、サーマルコート、フェニーチェ、ロウ仕上げの使用感
- 初心者がまず買いやすいコバ処理道具
- 写真で見た仕上がりの雰囲気
コバ仕上げ剤 比較表
| 仕上げ方 | 向いている人 | 仕上がりの印象 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| トコノール+布磨き | 初心者、自然な革の雰囲気が好きな人 | ナチュラル。革らしさが残りやすい | ピカピカ・カチッとした仕上げには工程が必要 |
| IRIS クリア | ツヤを出したい人、透明仕上げを試したい人 | 塗膜感とツヤが出やすい | 好みによってはテカリが強く感じることも |
| IRIS 黒 | 黒や濃色のコバを締めたい人 | 色が入り、コバがはっきり見える | 厚塗りするとベタッと見えやすい |
| サーマルコート クリア | 透明で少し整った仕上がりにしたい人 | 自然さを残しつつ、まとまりやすい | 販売店や在庫は確認して選ぶ |
| フェニーチェ コバ塗料 | 色付きのコバをきれいに作りたい人 | 塗料らしいきれいな発色。今回かなり好印象 | 下地処理と薄塗りを丁寧にすると失敗しにくい |
| ロウ・ワックス仕上げ | コバに強さやツヤを足したい人 | 1トーン落ち着き、しっかりした印象 | 曲げる箇所は割れや白化に注意 |
トコノール レザークラフト コバ仕上げ剤を探す
今の所、私は自然な風合いが好きなので、水とトコノールと布磨きが一番タイプです。
今日比べてみて、もっと好きなの見つかるかも?と期待^^
下地として、全てトコノールで磨き終わった後に処理剤を使って比較しています。
注>これが、好きだ嫌いだと書いていますが、
コバの処理は、好みです。大変個人的な感覚でしかないので、好きなように仕上げるのが一番ですよ♪
今回の比較条件


せっかくのコバ処理実験なので、断層の出来そうな、違う質の革を2枚重ねたコバを処理していきます。こういう革の重なりは差が見えやすいので、仕上げ剤の比較にはちょうどよかったです。
IRIS クリアを使ってみる


まずはIRIS(透明)。一度塗って乾かし、やすって平らにしてから2度塗りしました。




しばし乾かし中。。乾いた後の画像を撮り忘れていてすみません。結果は、私の感覚ではかなりテカテカです。ツヤのあるコバが好きな方には候補になりますが、ナチュラルに仕上げたい場合は薄く重ねるか、トコノール仕上げだけでも十分かもしれません。


オレンジはIRIS1回。他はトコノールのみです。写真だと分かりにくいかもしれませんが、絵の具をベッタリ塗った感じのテカリに見えました。これには後でワックス染み込ませをやってみます。
レザークラフト コバ仕上げ剤を探す
IRIS 黒を使ってみる


次は、IRISの黒。黒や濃色の革ならコバが締まって見えやすいですが、こちらも塗りすぎるとテカリが強く出ます。




ちょっと塗りすぎたかな。。。と思わなくもないですが、私にはやっぱりテカテカすぎる気がしました。黒でキリッと見せたい作品には合いそうですが、厚塗りは慎重にした方がよさそうです。
サーマルコート クリアを使ってみる


サーマルコート コバ仕上げ剤。なかなかいい感じです。透明仕上げで、トコノールだけより少しまとまりを出したいときに使いやすそうでした。
サーマルコートはLeathercraft Phoenixさんにて購入しました。販売店によって取り扱いが変わることもあるので、似たコバ仕上げ剤も含めて探してみるのがよさそうです。
フェニーチェのコバ塗料を使ってみる


イタリア製の水性コバ仕上げ剤、フェニーチェのブルーネイビー。前回は下処理せずにそのまま塗りましたので、今回はトコノール後で塗ってみました。


ほぉ!これは結構好きです。今までに他にも色付きコバ処理剤は3種ぐらい購入したことがありますが、今まででは一番好きでした。色付きのコバをきれいに見せたい人は、フェニーチェ系のコバ塗料を候補にしてもいいと思います。
フェニーチェ コバ塗料 レザークラフトを探す
ロウを入れてみる


さて、次はロウを入れてみます。基本はコバに擦り付けて、それを熱で溶かしていくのですが、なかなか均等に塗れている気がしないので、途中でロウを溶かして直塗り方式に変更しました。
レザークラフト ロウ ワックス コバを探す
ロウを入れるためにコテやアイロンのような道具がありますが、私は持っていません。でも、すごくいいものを見つけました。電気ペンです。広く焦がす時用のペン先で、使っていないものがピッタリでした。
マイペンアルファ レザークラフト 電気ペンを探す




ダイヤル5ぐらいでやっていましたが、強すぎました。煙が出て匂いがすごかったので、弱くして様子見がいいです。ひとりでやっているので画像は撮れなかったですが、ロウはすごく綺麗に入っていきました。
ロウ入れの結果


こちらは、ワックス入れずに仕上げ剤のあと布で磨きました。テカテカが気になっていたものも、磨くことで結構緩和されました。
3種。右から
◎フェニーチェ コバ塗料 ブルーネイビー
◎緑 イリス2回塗り
◎ナチュラル サーマルコート クリア


ピンクはトコノール処理のみ。他3種は処理剤プラス、ワックスを入れたものです。
◎黄色 イリス ブラック + ワックス
◎オレンジ イリスクリア + ワックス
◎ブラウン ワックスのみ
1トーン落ち着く感じがします。そして、コバ的にはとても強くなったと思います。ロウでコーティングされているので、ちょっとやそっとのことでは開かなくて丈夫です。


ただ、キーホルダーのように革をつまんで細長くして金具を通すと、ロウが割れました。塗りすぎたのかもしれません。もう少し小さい傷なら布で磨けば戻ると思いますが、今回は広く粉を吹いたので、もう一度熱を入れたら元通りになりました。
初心者が買うならどれ?
初めてコバ処理をするなら、まずはトコノール、布、紙やすり、必要ならスリッカーがあれば始めやすいです。色付きで作品をきれいに見せたい場合は、フェニーチェのようなコバ塗料を追加すると選択肢が広がります。
コバ仕上げ剤 比較で迷ったときは、いきなり何種類も買うより、まずは「自然に仕上げたいのか」「色をつけたいのか」「強くしたいのか」を決めてから選ぶと、無駄買いしにくいです。私のように道具箱の隅で固まってしまうのを防げます。
1. まずはトコノールで自然に仕上げる
2. 色付きにしたい作品だけフェニーチェ系を追加
3. 強さやツヤを足したい作品だけロウ・ワックスを試す
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よくある質問
コバ仕上げ剤は初心者にも必要ですか?
必ず必要というより、作品をきれいに見せたいときにあると便利です。まずはトコノールと布磨きだけでも、革小物のコバは整えられます。
トコノールだけでも大丈夫ですか?
自然な風合いが好きなら、トコノールだけでも十分だと思います。より塗膜感や発色を出したい場合に、コバ塗料やワックスを追加すると仕上がりが変わります。
色付きのコバ仕上げ剤で失敗しにくいコツは?
厚塗りせず、下地をやすって平らにしてから薄く重ねることです。トコノールで下処理してから塗ると、今回のフェニーチェのようにまとまりやすく感じました。
ロウ仕上げはどんな作品に向いていますか?
コバを強くしたい作品や、少しツヤを足したい作品に向いています。ただし曲げる箇所や細くつまむ箇所は、割れや白化が出ることがあるので少しずつ試すのがおすすめです。
今回はどれも一回ずつしかやっていません。(イリスの透明だけ2度塗りしました。)ピッカピカのコバを作るには、何度もやすって、処理剤を塗って、磨く工程を繰り返すことできれいになっていきます。
実験楽しいですね^^ これ、ブログを書かなかったらきっとトライしなかったことなので、ブログを始めて良かったです。今日もお疲れ様でした♪










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